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水戸南店diary
塗り替えのタイミングを正しく見極める
2022年02月23日(水)
いま、我が家に塗り替え工事は必要?
時間の経過とともに汚れが目立ってきた住まいを前に「そろそろ塗り替えて、キレイにした方がいいかもしれない」と、なんとなく気になっている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。なかには、業者にすぐにでもと塗装した方がいいと言われ、「本当にそうなの?」と半信半疑の方もいらっしゃるかもしれません。
塗り替えの「ベストタイミングがいつなのか」は多くの方が迷われるポイントです。塗り替えのタイミングとして、パッと思い浮かぶのは、「汚れや色あせが気になってきたとき」でしょう。
塗り替えることで住まいは新築のような美しさが取り戻せるため、美観を保つために塗り替えるというのは、一つの正しいタイミングです。
塗り替えのタイミング①汚れや色あせが気になってきたとき
塗り替えることで住まいを美しく。
塗装する際、これまでと異なる色の塗料を選べば、住まいがキレイになるだけでなく、住まいのイメージチェンジを図ることも可能です。
そして、一般の方にはあまり知られていませんが、もう一つ塗り替えのタイミングを見極める指標があります。それは、塗装の「保護」機能が失われかけているときです。
「保護」とは、雨風や紫外線などの外部環境から住まいを守るという塗装の役割の一つ。塗装をすると、塗装後にできる塗料の膜が住まいの鎧となって、劣化を進行させる最大の要因である紫外線の影響を最小限に食い止め、さらに、住まいの内部へ水が侵入するのを防ぎます。もしも最適なタイミングで塗装をしなければ、紫外線が劣化を進行させ、住まいの内部に侵入した水が躯体を腐食し、あっという間に住まいは寿命を迎えてしまうでしょう。そこで、この「保護」機能が失われかけてきたとき、というのも塗り替えのタイミングとなるのです。
塗り替えのタイミング②塗装の「保護」機能が失われかけているとき
塗り替えることで住まいの寿命を延ばす。
屋根や外壁を覆っている塗膜(塗装後にできる塗料の膜)は、時間経過とともに劣化が進行していきます。そしてある一定以上まで進行すると、劣化の症状として表れ、目で見てわかるようになります。例えば「ひび割れ」「塗膜の剝がれ」などが、この劣化の症状にあたります。この劣化の症状をチェックすれば、どれぐらい「保護」の役割が保持できなくなっているか、そして、どれぐらい屋根や外壁の劣化が進行しているかが判断できるため、しばらくは経過観察でも問題がないのか、すぐにでも塗装すべきなのかがわかるというわけです。
【塗り替えが必要な劣化の症状】
もしかすると、なかには、塗り替えのタイミングについて〈①汚れや色あせが気になってきたとき〉と〈②塗装の「保護」機能が失われかけているとき〉の、どちらを優先すべきかで迷われる方もいらっしゃるかもしれません。迷ったときには、②の「保護」を注視するのがオススメです。なぜならば、住まいがどんなに美しくなっても、住まいの寿命が保てなければ本も子もないからです。
塗り替えのタイミングはある程度、事前に予測できる
一般的な塗り替え周期や塗料の耐久年数などから、ある程度は塗り替えのタイミングを予測することができます。「前もって、塗装の計画を立てておきたい」という場合には、ぜひ参考にしてみてください。
一般的な塗り替え周期で見極める
一般的な塗り替え周期から、おおよそのタイミングがわかります。
塗料の耐久年数で見極める
耐久年数は各製品によっても異なるため一概には言えませんが、使用している塗料の耐久年数によって、おおよその塗り替えのタイミングを掴むこともできます。
※屋根は塗膜の劣化を進行させる紫外線が一番当たりやすく、外壁以上に劣化しやすい箇所です。そのため同じ種類の塗料を塗装しても、外壁に比べ、屋根は早く劣化が進行します。
※右記の塗料の耐久年数はあくまで目安です。塗料の製品や環境、屋根や外壁の状態などによっても変動します。
塗り替えのタイミングは、自身でもある程度は見極めることができます。ただし、より正確な時間を割り出すならば、やはりプロの塗装業者に頼る方が確かで間違いがありません。
業者選びについては次回で詳しくご紹介してまいりますので、ぜひ参考にしてみてください。
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