- ホーム
- 水戸南店diary
水戸南店diary
長期優良住宅って何?外壁などのリフォームで既存の住宅も認定してもらえる?
2021年02月11日(木)
目次
近年、「長期優良住宅」という言葉がよく聞かれるようになりました。文字通り、長期間に渡って安心安全に暮らせる住宅のことを意味しています。長期優良住宅を新築したり購入することで、さまざまな税制の優遇を受けられるというメリットがあります。
ところで、既存の住宅においても、長期優良住宅へのリフォームに特化した補助金や金利の優遇制度があることをご存じですか?今住んでいる住宅も外壁や屋根のメンテナンスをすることで、長期優良住宅に認定してもらうことができるかもしれません。
今回は、長期優良住宅の基準・条件とメリットをみていきながら、リフォームに特化した長期優良住宅の制度をご紹介したいと思います。
長期優良住宅とは?基準や条件とメリット
長期優良住宅とは、2009年に施行がスタートした「長期優良住宅」に関する法律によって、国土交通省が「あなたの家は長持ちするしとても安全ですね」と認められた建物をいいます。ここでは、その判断の基準や条件やメリットをお話します。
長期優良住宅の基準や条件
長期優良住宅と認定されるためには次のような基準や条件を満たしてる必要があります。また、新築の着工前に建築および維持保全に関する計画書を作成し申請することになっています。建物の丈夫さだけでなく、維持管理のしやすさや家族構成による可変性の高さもポイントになっていることが分かります。
・劣化対策
・耐震性
・メンテナンスのしやすさ
・リフォームのしやすさ
・バリアフリー対策
・省エネ
・居住環境
・居戸面積
・維持保全計画
長期優良住宅のメリットとは?
長期優良住宅の大きなメリットは税制優遇措置があるということです。所得税や不動産関連の以下のような税金の節税が期待できます。この他にも、長期優良住宅であれば火災保険・地震保険料の割引などのメリットもあるようです。
・所得税の住宅ローン控除
・所得税の投資型減税
・登録免許税の軽減
・不動産取得税の軽減
・固定資産税の軽減
リフォームに特化した長期優良住宅の制度も
これまでは長期優良住宅を新築および購入する場合の認定基準やメリットをご紹介してきました。ここでは、既存の住まいを増改築などのリフォームによって、長期優良住宅として認定される制度やそのための助成制度をご紹介します。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、既存の住宅の長寿命を図るとともに、長期間複数世代が快適に住まう環境を整えるためのリフォームに対して、国が助成を行う制度です。具体的にどのような手順が必要か以下にまとめました。
・リフォーム前の住宅診断(インスペクション)
・住宅診断の結果から、基礎部分の耐震補強や外壁や屋根の塗り替え、壁や窓の断熱による省エネ化改修、メンテナンスのしやすい点検口の追加や排給水設備の更新などのリフォーム
・リフォームの工事内容と維持保全計画書の作成
この他、3世代が同居できるようにキッチンやトイレ、浴室を複数増築したり、高齢者もすみやすいバリアフリー化の工事などに対しても助成の対象となるようです。これらのリフォームによって長期優良住宅に認定されると、工事費の1/3、1戸あたり上限200万円の補助金が受け取れます。
認定長期優良住宅(増改築)
2009年の長期優良住宅制度を受けて、増改築などのリフォーム住宅に特化して認定長期優良住宅制度が2016年にスタートしました。認定の基準や条件はほぼ新築における長期優良住宅の場合と同様で、長期間住むことができる建築や設備であること、メンテナンスのしやすさ、省エネ対策が十分であること、維持保全のための計画がされていることなどがポイントです。
また、メリットとしてリフォームにかかる税の特例措置があることです。
・固定資産税の減税
・所得税のローン型および投資型の控除
その他にも住宅ローンの金利引き下げや、地震保険料の割引などのメリットも期待できます。
水戸市宇都木塗装は地域に密着したサポート体制が万全
宇都木塗装は水戸市や笠間市、茨木町を中心に外壁・屋根の塗装工事を行っています。
地域に密着したサポートが万全なので、ちょっと見てほしい、ちょっと相談したいといった時にすぐに駆けつけることができますよ。工事が終わった後も、住まいの定期的・長期的なメンテナンスを安心してお任せください。
外壁は7年~10年、屋根は6年~8年が塗り替えのタイミングといわれていますので、水戸市や笠間市にお住まいのかたは、宇都木塗装の外壁・屋根の無料診断を依頼してはいかがでしょうか。
まとめ
長期優良住宅を新築したり購入すると、安心して長期間住むことができるだけでなく、税金の優遇措置を受けられるという大きなメリットが魅力です。長期優良住宅と認定されるためには、建物自体の高い耐久性が必要ですが、長い間複数の世代が住み続けるための厳しい基準や条件がありました。
長期優良住宅の基準は何も新築だけに必要なものではありません。住み慣れた家を大切にして長期間快適に過ごすために、長期優良住宅と同程度の基準をもっていると安心ですよね。そのためには定期的な住宅診断やリフォームが必要かもしれません。
建物は外部からの紫外線や風雨によって日々ダメージを受けています。小さなダメージが建物内部を崩れさせる原因となることも少なくありません。一度、お住まいの住宅診断をしてみてはいかがでしょうか。
人気記事
外壁に穴が!補修はDIYでもできる?対処方法と注意点を解説...
休日に我が家を眺めていると、外壁に穴があいているところを発見...
屋上の防水工事はDIYできる?防水工事の方法と注意点...
屋上の防水工事と聞くとプロに任せた方がいいのではと思う方もい...
スレート屋根の構造はどうなっているの?特徴やメリットを解説...
あなたが今住んでいる家の屋根の種類をご存知ですか?もしスレー...