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屋根塗装におすすめの塗料選び簡単3ステップ
2021年02月11日(木)
建物の中で1番紫外線のダメージを受けやすい部分は屋根の部分だといわれています。紫外線や風雨によって、屋根の塗装は毎日少しずつ剥がれてしまうので、外観を損なうだけでなく、防水機能の低下による雨漏りなどの被害も引き起こしてしまうこともあるのです。
そのため、屋根は10年を目安に塗り替えをして塗膜を再生させておくと、建物自体の寿命も長くなるそうです。最近では紫外線や汚れに強い機能や高い耐候性をもつ塗料など、さまざまな種類のものが開発されています。
今回は、塗料の耐久性と機能性、そして水性か油性かのポイントから、屋根用塗料の選び方を3ステップでご紹介したいと思います。
ステップ①耐久性から使用する樹脂塗料を選ぶ
高い耐久性をもつ屋根用塗料を使用することによって、塗り替えの頻度を減らすことができます。つまり、建物のメンテナンスにかかるトータルのコストを削減できるでしょう。
塗料に含まれる樹脂の違いによって、15年以上の耐久性をもつものを「高耐久性塗料」といい、代表的なものはこちらです。
【フッ素塗料】
高い耐久性に加えて紫外線や酸性雨などに対する耐候性にも優れており、塗料の色褪せや劣化の進行を抑えることができます。
また、フッ素塗料がもつ親水性によって、屋根についた排ガスや汚れも雨などで自然に落ちやすい低汚染性も持ち合わせています。
その他、防カビ性や防藻性があること、光沢が長持ちすることなどのメリットがあります。
【無機塗料】
アクリルやウレタン、シリコン、フッ素などの塗料には有機物である炭素を含んでいますが、それが紫外線などによる塗膜の劣化を引き起こします。これに対して紫外線のダメージを受けない無機物を多く含む無機塗料の耐久性はとても高いといわれています。
その他、防カビ性や防藻性、低汚染性はフッ素塗料と同じレベル、また耐候性はフッ素を超えるそうです。さらに、100%無機物ではないものの燃えにくいというメリットがあります。
ステップ②特殊な機能性から使用する塗料を選ぶ
塗料がもつ機能性には、上記のような耐久性や耐候性、防カビ性、防藻性などさまざまです。ここでは、近年注目されている機能である低汚染性と遮熱性、断熱性をピックアップしてご紹介します。
【低汚染性】
低汚染性の機能をもつ屋根用塗料は、塗装の表面が汚れにくい、あるいは、汚れが雨などによって落ちやすいといったメリットがあります。水に馴染みやすいという親水性によって、油性の汚れである排ガスなどを防ぐとともに、ついてしまった汚れも水で浮かして簡単に除去できるというものです。見た目などの外観を美しく維持したい、洗浄などのメンテナンス面倒だという人にはおすすめです。
【遮熱性】
遮熱性が高い塗料を屋根に塗装すると、塗装面で太陽光を反射させることができるので、建物内部の室温を快適に保つことができるといわれています。近年の著しい地球温暖化によって夏場のエアコン使用は欠かせませんが、電気代の節約にもつながるのではないでしょうか。塗り替えの費用は比較的高いものの、耐久年数が10年~20年と長い塗料もあるので検討するとよいでしょう。
【断熱性】
遮熱塗料が塗膜で太陽光を反射して熱を伝えないのに対して、断熱性をもつ塗料は塗膜に熱源を溜め込む性質があります。つまり、夏場は暑い外気を室内に侵入させないだけでなく、冬場も温められた室内の空気も逃がさない保温効果が期待できるのです。一般的に遮熱塗料よりコストも高いですが、耐久年数が15年~20年となっています。
ステップ③水性か油性かを決める
最後に塗料が水性か油性かを選びましょう。希釈に水を使用するのが水性塗料、シンナーを使用するのが油性塗料です。ひと昔前は外壁・屋根塗装では油性塗料を使用されることが多かったのですが、最近では有害物質が少なくてきつい臭気も気にならない水性の塗料が主流になりつつあるようです。その耐用年数や価格もほぼ変わらないといわれています。
遮熱性や低汚染性に優れた水溶性塗料も近年外壁でよく使用されています。ただし、紫外線劣化などのダメージを受けやすい屋根塗装には、下塗りの段階から屋根にしっかり密着して補強できる油性塗料がおすすめです。
水戸市の宇都木塗装が得意とすること
水戸市の宇都木塗装が得意とする工事は、主に外壁や屋根の塗装、屋根カバーの工事です。国家資格をもつ一級塗装技能士による施工なので、塗装の高い技術と仕上がりの良さが期待できます。
また塗料メーカーである「アステックペイント」と提携しています。住まいの環境や劣化状況に最適な塗料を選択してもらえるので安心です。塗料には防カビや汚れにくさ、抗菌性、防水性などの機能がありますが、近年では断熱性や遮熱性の高さが特徴のものも多く取り揃えています。
水戸市の宇都木塗装では外壁や屋根の無料診断も行っていますので、一度ご利用くださいませ。
まとめ
住宅の屋根は、1年を通して日の出から日没までの間ずっと紫外線を浴び続けています。人だって日焼け止めを塗って保護しているのですから、自宅の屋根も定期的な塗り替えのメンテナンスをしてあげましょう。
最近ではさまざまな機能をもつ屋根用塗料が増えています。紫外線や汚れに強い塗料の他、室内で快適に過ごせる遮熱・断熱塗料などは、施工時の費用が安くないものもあるかもしれません。しかし、住宅を健康に維持管理することは、最終的に経済的なエコにもつながるはずです。
屋根塗装の頻度は10年を目安に行うとよいとされていますので、屋根や外壁の点検を一度お願いしてみるとよいでしょう。
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