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見積書は信頼できる塗装業者か見極める判断材料になる!
2021年02月12日(金)
見積書を提示されると、ついつい見積額ばかりに注目してしまいがちですが、実は、見積書には信頼できる業者かどうかを見極める判断材料もたくさん詰まっているのです。
そこで見積書を提示されたときには、下記のポイントをチェックしてみましょう。一見、難しそうな印象のある見積書ですが、ポイントごとに見ていけば、専門知識のない一般の方にも十分に読み解いていけます。
材料(塗料)費と工事費が明確に分けて記載されるか
見積書を手にしたら、まずは「材料(塗料)費」と「工事費」が分けて記載されているかチェックしましょう。材料(塗料)費と工事費が一緒になっている「材工一式」の見積りにすると、どんな材料(塗料)をどれだけ使うのか、材料(塗料)費や工事費はそれぞれいくらなのか、といった詳細な情報が曖昧になります。この曖昧さを利用して、本来必要な材料(塗料)の量を間引いて不当に利益を得ようとするなど、何らかの工作をしようとする心ない業者も存在しているのです。
そのため、見積書は材料(塗料)費と工事費が分けて記載されてある、「材工分離」の形式でもらうのがおススメです。
使用する塗料の量がメーカー規定量になっているか
使用する塗料の量(塗布量)は、明確に決まっていることをご存知でしょうか。塗料は、なんとなく厚く塗り重ねていけばいいというわけではありません。塗料の性能を十分に発揮するためには、各塗料メーカーが定めた量をきちんと塗り重ねる必要があるのです。
しかしながら、塗装業者のなかには、塗料の量を減らすことで見積額を安く提示しようとする心ない業者も存在しています。
もちろん、塗料の量を減らせば価格は安くなりますが、塗料の性能は十分に発揮できず、早期に劣化するなどの不具合が起こるでしょう。
塗装業者が塗料メーカーの規定量を守っていても、守っていなくても、仕上がり後すぐの状態に違いはありません。そのため、規定量を守らずに塗装をしていることに、塗装後すぐに気づけないケースがほとんどです。そのため契約前の見積書の段階で、見積書の塗料の量が適正数値になっているかどうかをチェックする必要があるのです。
※使用する塗料の量 メーカーが規定する塗布量の情報は、塗料メーカーのホームページや、塗料のパンフレットでも確認できます。
塗装面積(塗装する箇所の面積)が「㎡」単位で明記されているか
見積書には、どれくらいの広さを塗装するかを示す「塗装面積」と呼ばれる項目が記載されているはずです。この塗装面積も、業者の良し悪しを判断する一つの指標となります。なぜ塗装面積に注目するのか不思議に思われるかもしれませんが、塗装面積は購入する塗料の量を決める根拠となるため、見積額に大いに影響を与える項目なのです。
塗装面積が広ければ広いほど、購入する塗料も増えるというイメージを持つとわかりやすいかもしれません。
確認したいポイントは、塗装面積が「㎡」単位になっているかどうかです。もしも「坪数」表記になっているという場合には、注意が必要です。
そもそも外壁塗装は❝外壁を塗る❞わけですから、坪数をもとに正しい見積額を算出できるわけがないというのは、当然とも言えます。
見積書を細かくチェックしていくと、「専門用語の意味がわからない」「本当にこの塗料でいいのか不安」など、さまざまな疑問や不安がでてくることもあるでしょう。それらの疑問や不安は直接業者になげかけて解消してください。「素人がそこまで突っ込んで聞いてもいいのか」、「面倒な客と思われるのではないか」など、業者に細かな確認をすることに躊躇される方もいらっしゃるかもしれませんが、何も言わなければ状況は変わらず、そのまま契約を進めてしまうと後悔を抱えてしまうことになりかねません。そもそも疑問や不安をなげかけたときに、はぐらかしたり、威圧的な態度にでるような業者には何か後ろめたいことがあるのかもしれません。
こうした心ない業者を選ばないためにも、契約前の見積書の確認は大切です(^_^)/
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