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屋根材の種類って何があるの?特徴や上手な選び方をご紹介
2021年03月21日(日)
目次
ひと昔前の一般的な住宅といえば日本瓦が使用されることが多かったと思いますが、最近ではさまざまな屋根材が使用されるようになりました。近年よく使われている屋根材の種類は大きく3つに分類することができます。
デザイン性の高さから外観をよく見せたり、耐震性の高さから自然災害から守ったりなど、ご自身の目的に合わせて屋根材の種類を選ぶことをおすすめします。今回は、それぞれが持つ特性やメリット・デメリットをご紹介しますので、新築をお考えの人やリフォームを検討している人はぜひご参考くださいね。
【屋根材の種類】よく使われている3つはコレ
では近年よく使用されている屋根材の種類をご紹介したいと思います。新築でよく見られる「スレート屋根」と金属でできている「ガルバリウム鋼板屋根」、そして日本らしい「瓦屋根」の3つです。それぞれの特徴をみていきましょう。
新築での採用率No.1・スレート屋根
最近の新築のほとんどにスレート屋根が採用されているといわれています。スレート屋根は、強力なセメントと粘土を固めて作った屋根材で、さらに「化粧スレート」と「天然スレート」に分けることができます。また、化粧スレートの中でも、一般的な住宅で使われているのは5mm程度の非常に薄い平べったい板状の「平板スレート」です。いっぽう天然スレートは、天然石が使用されているため高い耐久性が期待できますが、希少価値が高く高級屋根材として扱われています。
汎用性が高い「平板スレート」のメリットは、安価であることと、表面の塗装に使用できるカラーバリエーションが多いなどデザイン性が高いことです。また、太陽光パネルの設置もしやすいようです。
いっぽうで、表面の塗膜が剥がれやすいので定期的な塗装が必要であることや、濡れると乾きにくくカビや藻が発生しやすいなどのデメリットもあります。
どんな屋根の形にもマッチするガルバリウム鋼板屋根
ガルバリウム鋼板屋根は、金属系屋根材の種類の中でも近年人気があるようです。表面はメッキを塗ることで錆にくい加工がされた鋼の薄い板です。その薄さからどんな屋根材の形にも合わせて加工しやすいことが特徴です。また、地震や風に強いことや、安価で修理がしやすいこともメリットです。さらに、防水性も高いため屋根材としてだけでなく外壁や雨どい、ベランダなどにも使用されることがあるようです。表面の塗膜に長期保証の防水加工がされたものであれば、15年程度は長持ちするといわれています。
いっぽう、ガルバリウム鋼板は金属であるため断熱性と遮音性がイマイチだという意見もあるようです。屋根の断熱材を通常の2倍にするなどの工夫が必要かもしれません。
耐久性バツグン日本の伝統的な瓦屋根
日本の伝統的な屋根材である瓦は、一般住宅で使用されているものに「陶器瓦」と「セメント瓦」があります。50年以上長持ちすることから、まだまだ根強い人気がある屋根材といえるでしょう。粘土瓦という焼き物の一種なので耐火性が高く、気候の変化にもとても強くて夏は涼しく冬は暖かいことがメリットです。
ただし、施工の初期費用が高いことや、修理費用が高くなりがちなことがデメリットとしてあげられます。また、大規模な地震で瓦が崩れたり、台風や嵐などで瓦が吹き飛ばされたりしやすいことも知られていますよね。近年では、比較的軽い「防災瓦」の開発も進んでいるようです。
屋根材の種類を選ぶときのポイントとは?
屋根材を選ぶとき、「長持ちして、メンテナンスがラクで、そして費用があまりかからない種類がいい」と皆さん思っているはずです。しかし、よく使用されている主な屋根材の特徴をみてきましたが、なかなか三拍子揃った種類は多くはないようです。そこで次のようなポイントも合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
【デザイン性】
見た目重視の場合は、好みのカラーを選べることや、屋根の形に合わせて加工もしやすいことから「スレート屋根」や「金属系屋根」がおすすめです。
【メンテナンス性】
50年以上の耐久性をもつ「瓦屋根」はメンテナンスの手間を軽減してくれますが、漆喰部分など下地材の補修が定期的に必要。いっぽう「金属系屋根」は耐候性が高く修理もしやすい。防水性が高い塗膜加工されたものがおすすめ。
【初期費用】
初期費用を抑えたい場合は「スレート屋根」がおすすめ。ただし、屋根材自体の耐用年数は約20年、10年程度で塗装が必要なので、メンテナンスにかかる費用もトータルで考えるとようでしょう。
【正しい知識と技術をもった業者選び】
屋根材の選び方それ以上に大切なことは、どんな業者に依頼するかです。施工や工事の内容や施工後の保証などしっかり確認して、信頼できる業者を選びましょう。
水戸市の宇都木塗装の屋根塗装とは?
宇都木塗装の屋根塗装工事は、国家資格をもつ一級塗装技能士が施工を担当していますので、安心してお任せください。工事完了後は保証書を発行致しますので、施工後の不具合に対する調査や修繕など責任をもって行います。
屋根は約10年が塗り替えのタイミングといわれていますので、水戸市や笠間市にお住まいのかたは、宇都木塗装の外壁・屋根の無料診断をぜひご利用ください。
まとめ
普段はなかなか目が行き届かない屋根ですが、最近はとてもオシャレな屋根材がたくさんあるようですね。今回は、よく使用されている屋根材の種類を3つご紹介しましたが、その特徴やメリット・デメリットはさまざまでしたね。じつは、ガルバリウム鋼板屋根に代表される金属系屋根材にはまださらにいくつかの種類がありますし、防災瓦など今後も新しい種類の屋根材が登場するかもしれません。
新築やリフォームのさいにどんな屋根材を使用しようか大いに迷うところですが、信頼できる業者とよく相談し、ご自身が納得のいくものを選ぶことができるとよいですね。
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