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カバー工法で外壁をリフォームしたい!メリット・デメリットとは?

家族みんなが快適に過ごすマイフォームも、何年かすると傷みが目立ちはじめます。とくに外壁は経年劣化の症状がでやすいため、気になる部分ですよね。「外壁リフォームを考えているけど費用を安く抑えたい」と考えている方におすすめの「カバー工法(重ね張り)」をご存じですか?外壁リフォームで近年注目されているカバー工法ですが「どんな施工方法なのかよくわからない」「デメリットはあるの?」と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

 

外壁のリフォームには塗装や張り替えなどの方法もありますが、今回は、「カバー工法」について、工事の手順やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

 

カバー工法の外壁リフォームの手順とは?

外壁リフォームには「塗装」「カバー工法」「張り替え」の3種類があります。

 

塗装(塗り替え)はひび割れなどの補修をした後、既存の外壁に塗料を塗ることによって外壁の防水性や見た目を向上させることができます。外壁の劣化がひどい場合は塗装では機能を回復させることができないため、カバー工法か張り替えが必要になるでしょう。

 

張り替えは劣化が著しい場合など既存の外壁をすべてはがし新しい外壁を張る工事です。内部まで傷んでいる時はこの方法がおすすめで、外壁全体をきれいにすることができます。工事をする面積によって違いは出てきますが、工期が長くなり費用も高額になります。

 

この塗装と張り替えの中間のような方法がカバー工法(重ね張り)です。サイディングやモルタルの外壁の上から新しい外壁材を張ることで、まるで新築のような見た目にすることができます。手順を説明していきますね。

 

①既存の外壁の補修

まずは既存の外壁のひび割れなど損傷している箇所の補修を行います。

 

②防水シートを貼る

新しい外壁の間に入り込む水分の侵入を防ぐために防水シートを貼ります。既存の外壁の状態によって防水シートは貼らずに次の作業に進むこともあります。

 

③胴縁を取り付ける

外壁に「胴縁」と呼ばれる部材を取り付けていきます。木材でできた物もありますが、水分を含むと腐ってしまうことがあるので、樹脂製を使用することをおすすめします。

 

④新しい外壁材を張る

窯業系サイディングや金属系サイディングなどの外壁材を張ります。カバー工法の場合は軽い素材を選ぶとよいでしょう。

 

⑤シーリングを打つ

サイディングの継ぎ目やサッシまわりなどにシーリングを打って完成です。

 

カバー工法で外壁リフォームをするメリット・デメリット

カバー工法の手順について説明しましたが、気になるのはメリット・デメリットですよね。

 

【メリット】

メリットは外壁の張り替え工事をするよりも費用を抑えることができることです。カバー工法で外壁リフォーム工事をしている間も、いつも通り家に住むことができます。いっぽう張り替え工事は他の場所で生活しなければならない場合もあり、リフォーム期間中の家賃等の出費も考えなければいけません。また、下地の状態を確認するために一部の外壁をはがすことはありますが、ほとんどの既存の外壁は残したまま上から張りつけるので、解体費用や撤去費用、廃材の処分費用を抑えることも可能です。

 

さらに、断熱効果や遮音効果の向上も期待できます。胴縁を取り付けることによって壁と壁の間に空気層ができます。この空気層が屋外の気温を遮断してくれるため、快適な室温をキープしやすくなります。気温だけでなく音も遮断することができます。

 

【デメリット】

デメリットは内部が結露してしまう可能性があることです。胴縁を付ける適正な施工によって空気の通り道を作り結露を防ぐことができます。そのため、結露が発生する危険があることを理解し、きちんと胴縁を付けてくれる業者に依頼してくださいね。

 

また、外壁は軽い方が耐震性が高くなるといわれています。既存の外壁の上に新しい外壁を張るカバー工法はどうしても重くなってしまいます。そのためカバー工法では軽いことが特徴のである金属系サイディングのガルバリウム鋼板がよく使用されています。

 

カバー工法の外壁リフォームで失敗しないためには?

外壁リフォームをする際には信頼できる業者に依頼することが大切です。カバー工法はしっかりした技術や知識のない業者に依頼してしまうと、内部結露によって外壁内部の木材が腐ってしまうこともあります。施工後に問題が見つかることも少なくありません。アフターケアがしっかりしている業者を選ぶようにしましょう。

 

水戸市の宇都木塗装は、工事完了後に保証書を発行しており、施工後の不具合に対する調査や修繕など責任をもって行います。また、リフォームの不備に対して修繕費用を保証する「JIOリフォームかし保険」に加盟しているので、安心してお任せください。さらに、工事1年後の無料点検の実施など、アフターサービスも充実しています。水戸市で外壁塗装をお考えでしたら、宇都木塗装に一度ご相談下さい。

 

まとめ

カバー工法の外壁リフォームは、サイディングやモルタルの上から新しい外壁材を張ることです。まるで新築のような見た目にすることができるリフォーム方法として人気があります。その人気の理由は、費用を抑えられる、工事期間が短くなるというメリットがあることでしょう。

 

しかし、適正な施工を行わないと内部に結露ができてしまったり、反対に耐震性が劣ってしまうなどというデメリットもあります。正しい知識と技術を持っている信頼できる業者に依頼してくださいね。

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