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外壁選び何に気を付ける⁉後悔しないための壁材・色の選び方
2021年01月16日(土)
目次
購入後長年付き合っていくマイホーム。毎日、目にするからこそ納得のいくデザイン・機能性を兼ね備えたものにしたいですよね。
中でも外壁は、機能面では「家の寿命に左右」する、デザイン面では「家の印象を決める」といった重要な役割を担っている部分です。
そこで、ここでは外壁選びで後悔しないための、外壁の選び方を解説していきます。
外壁選びのコツは壁材と色!
初めに、色を選択する際にどのようなことに気を付ければいいかを知る必要があります。
住宅情報メディアの ”フリーダムな暮らし” が ”自宅の外壁の素材や色には満足していますか?” というアンケートを実施したところ満足しているが78%、不満があるが22%という結果が出ています。
ここで、満足していると答えたユーザのコメントを確認した結果、満足度の高いユーザは、外壁の素材選び色選びを真剣に検討したという結果が読み取れました。
すなわち、外壁選びで失敗しないためには「壁材」と「色」に注意する必要があるのです。
各外壁材の種類・特徴を理解した上で外壁材を決める
ここからは、外壁の種類(7種類)とそれらの特徴について解説していきます。
1.窯業系サイディング
コスト・機能性、デザイン性に優れており施工が簡単。しかしコーキング材が経年劣化により剥離・変色・ひび割れを起こすため7,8年に1度メンテナンスが必要。
2.金属系サイディング
耐久性が高く、水浸、ひび割れ、凍害の心配がない。メンテナンス頻度も10~15年と眺め。金属板を成形・加工されて作られているため、塩害、錆、電触に注意が必要。
3.樹脂系サイディング
耐久性、耐候性に優れていており、寒さ、酸性雨に強く、ひび割れしにくい。また、メンテナンス周期も10~20年と非常に長い。塩化ビニル樹脂を使用されているため、耐火性はない。
4.木質系サイディング
木の温もりを感じられるデザインが特徴的で、断熱性にも優れている。メンテナンス周期は7~8年で、メンテナンスコストが高い。水に弱いため、雨対策や油膜劣化前の塗り替えが必要。
5.モルタル
砂とセメントを水と混ぜたモルタルは、防火性に優れている。メンテナンス周期は5~7年ほどで、ひび割れしやすく汚れやすいといったデメリットもある。
6.タイル
粘土が主成分であるため、耐火性が非常に高く、メンテナンス性も高い。メンテナンス周期は10~15年。コーキング劣化により、タイル裏面に水が侵入してしまうと浮き、はがれが発生する危険性あり。
7.ALC
断熱性、耐火性に優れている。メンテナンス周期は10~15年。防水性が低く水を吸収しやすい。そのため、塗料は防水性が高いものを使用する必要がある。
このように、各壁材それぞれが持つ特徴があります。次にこれらの中で、人気が高いものをご紹介します。人気が高い壁材は多くのユーザが選択していることから、失敗のリスクが低いとも言えますので参考にしてみてください。
コストパフォーマンスが抜群|モルタル
主要な外壁の中でもっとも価格が安いため、低予算を希望する方からも支持を得ています。また、デザインの自由度も高いのも人気の秘訣です。
耐久度が高いから安心|金属系サイディング
金属系サイディングは、メンテナンス周期が長く、耐久性に優れていることから多くのユーザから指示を得ている壁材です。
高いシェアを誇る人気の外壁材|窯業系サイディング
全体の中でもっとも高いシェアを持つ窯業系サイディングは、コスト、機能性、デザインに優れており総合的にNo.1の壁材といえます。
外壁の色は慎重に決める
外壁選びで失敗する1番の原因は、色の選択と言われています。自分のいいと思った色を選択するも、実際に外壁塗装が完了したら、「思っていたのと違う」、「違和感をある」と感じてしまう方がいらっしゃいます。
そのようなことを防ぐために、外壁の色選びの際の注意点を3点お伝えします。
面積効果に注意して色を選択する
面積効果とは、同じ色でも「面積の大きさ」によって色が明るく見えたり、暗く見えたりすることをいいます。色には、明るい色は面積が大きくなるほど明るく鮮やかに見え、暗い色は面積が大きくなるほど暗くくすんで見えるという特性があります。
カタログに記載されている色の面積は、実際に外壁よりも小さいので、実際に壁面塗装した際に色が違って見えることを認識しておくことが大切です。実際に希望の色が使われている家があれば参考にするのも有効です。
近隣の建物を参考に色の候補を選択
住宅街や住宅展示場には、外壁の色を決める上で参考となる情報がたくさん転がっています。ドアの色、サッシの色とマッチする外壁の色を見つけ出す参考になります。
完成した家を見て、好みの色を探すことは失敗の確率を減らすことにも繋がります。気に入った外壁の色を見つけたらチェックしておくようにしましょう。
汚れが目立たない色を選択する
自分のお気に入りの色を選択したとしても、ある程度時間が経過したら、「汚れが目立ってしまった」という状況になってしまっては悲惨です。
黒や白は汚れが目立ちやすい色ですので、メンテナンスを頻繁に実施できない場合は避けるのが無難でしょう。
まとめ
壁材と色を慎重に考えることが、外壁選びで失敗しないためのコツです。自分の理想とする家はどのような姿なのか?理想を実現するためにはどのような壁材を使用し、どのような色を選択する必要があるか?それらを考えながら楽しく外壁を選択できるといいですね。
「家から出る時」、「家へと帰る時」いつも目にするものだからこそ、後悔のない選択をしていただければ幸いです。
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