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外壁リフォームは必要?外壁塗装を詳しく解説
2021年01月24日(日)
目次
念願のマイホームを建てて数年、ふと我が家の外壁を見ると、塗装がはげて来ていたり、細いひびが入っていたりすることはないでしょうか?リフォームするとなると、中々の出費にもなりますし、少しぐらいのはがれやひび割れならもうしばらく放って置いても大丈夫だと考えてしまうかもしれません。しかし、外壁リフォームの時期を誤ると大変なことになってしまいます。
今回は、外壁リフォームの必要性と行う時期、外壁塗装について詳しく解説していきます。
外壁リフォームの必要性
外壁をリフォームと聞くと、見た目を綺麗にしたり、周りの家との調和などを考え、綺麗な街づくりの一環として行なうイメージもありますが、本来の目的はそれだけではありません。外壁を保護するという大切な役割があるんです。
外壁は、雨風や気温変化、紫外線などの影響を受けて、時間が経つとともに、だんだん色あせたり、時にはひび割れを起こしたりして来ます。
この状態で放って置くと、壁の中に雨による浸水して、建物の内部まで劣化したり、時には壁が崩れ出したりする恐れが出てきます。こうなったら、修繕費用も高額となってしまいますので、外壁に異常が見られたら早期に修復する必要性があります。
外壁リフォームのサインとは
では、どのようなタイミングで外壁リフォームをすればいいか、代表的なサインをお伝えします。
①色あせ、汚れ
外壁の塗装は、長年にわたり紫外線にさらされることでだんだん色あせてきたり、汚れがついて汚らしくなってしまいます。実は塗装には汚れをつきにくくする機能があるので、汚れがつき出したらその機能が弱っているサインなんです。
②チョーキング
外壁を手でさすった時に白い粉がつく現象です。チョーキングは、紫外線によって塗装の顔料が分離してしまうことで起こっていますので、塗り替えを考えるサインになります。
③ひび割れ
ひび割れには、塗料の膜である塗膜のひび割れと外壁自体のひび割れがありますが、外壁自体がひび割れてしまうと、ひびから雨水が浸水することで建物内部にまでダメージを与えてしまいますので、外壁材の交換を検討するサインです。
外壁塗装の耐用年数
塗装や塗料を塗りつける外壁材には耐用年数があります。最近は色々な塗料や外壁材があって種類によって年数が異なりますので、どの種類にするか慎重に選ぶようにしましょう。
塗料の耐用年数
一口に塗料と言ってもいくつもの種類があります。ここでは代表的な塗料の種類別耐用年数をご紹介します。
アクリル系…5年〜8年
ウレタン系…8年〜10年
シリコン系…10年〜12年
フッ素系…15年〜20年
シリコン系やフッ素系は耐用年数は長くなりますが、その分高価になっていきます。
外壁材の耐用年数
次に外壁材の耐用年数です。よく使われる外壁材の耐用年数は以下の通りです。
タイルやサイディングボード…40年
モルタル壁…30年
ALCボード…60年
コンクリート壁…60年〜100年
コンクリート壁はモノによっては100年も持つことに驚きを感じますが、外壁材と先ほどの塗料を組み合わせて使用することで、より長く綺麗な外壁を保つことができるようになるんです。
外壁塗装の種類と特徴
ここでは、塗料の種類や塗り方について紹介していきます。
塗料の種類は6つある
①アクリル
塗り替え費用は安く、光沢もありますが、耐久性があまりありません。
②ウレタン
アクリルより長持ちしますが、塗り替え頻度は多く、トータルコストはかかってしまいます。
③シリコン
価格と耐久性のバランスはよく、種類も豊富です。
④フッ素
耐久性、撥水性に優れているが、費用が高くなります。
⑤ピュアアクリル
伸縮性に優れており、建物にひびが入っても、水の侵入を防いでくれます。
⑥無機
耐久性が高く、カビやコケなどが生えにくかなります。
いろいろな種類の塗料がありますね。塗料を選ぶ場合は、何を重視するのかがポイントになってきます。
塗装の方法は3つある
①刷毛
刷毛を使用して手塗りをします。細かい部分まで塗ることができますが、時間がかかってしまいます。
②ローラー
ローラーを使用して塗るので、一気に広い範囲を塗ることができますが、細かい部分までは塗れないため、ムラなどが出てしまいます。
③スプレー吹きつけ
機械を使用して、広い範囲に塗料を吹き付ける方法です。時間は短縮できますが、塗料の飛び散りが起こったり、周囲を汚したりしてしまうことがあります。
実際の塗装現場では、これらの方法を組み合わせて塗装していきます。最近の塗料は、色付けだけでなく色々な機能が付加されています。例えば遮熱性や防水性などです。
これらの特徴も、塗料選びの時の重要なポイントになるでしょう。
外壁塗装で失敗しない色選び
ここまで外壁リフォームについて塗料や外壁財の種類や耐用年数などをご紹介してきましたが、ここでは「何を基準に色を選ぶのか」という点です。
外壁を塗り替える時、多くの人は自分の好きな色を塗りたいと思うのではないでしょうか。しかし実際に仕上がった外壁を見ると、「思ったような色合いじゃない」とがっかりすることをあるようです。がっかりしないための選び方をご紹介します。
どうやって色を選ぶ?
色を選ぶ際は、机の上で小さな色見本を見るのではなく、A4用紙ぐらいの大きさの色見本を見るようにしましょう。ある程度の大きさがあった方が、、リフォームが完成した時の色あいを実感しながら選ぶことができます。
屋外でもチェックする
色見本は屋外でも確認するようにしましょう。室内だと蛍光灯などの影響もあり、外とは異なる見え方をしていることがあります。そこで、実際に外で色を確認すると、塗りあがった時のイメージに近い色合いを見ることができます。
まとめ
今回は、外壁リフォームの必要性からどのような塗装があるのか、塗料の種類や塗り方、色の選び方などを解説してきました。外壁リフォームは、早いペースでも10年に1度の大仕事です。失敗しないよう信頼できるプロの業者と相談しながら行なっていきましょう。
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