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外壁塗装ってどんな場合に必要なの? 必要性や塗装が不要なケースを徹底解説
2021年01月30日(土)
目次
戸建てに住んでいる以上、気になるのは外壁のメンテナンスをするべきかどうかではないでしょうか。
「雨漏りしていないししなくてもいいかな」など、自己判断していませんか。
外壁塗装は、足場を組んだり近隣に迷惑をかけるなど大掛かりな工事になるため抵抗がある人も多いです。
しかし、経年劣化は日々進んでいます。大切な家を守るためにも、外壁塗装の目的と必要性を解説していきます。
外壁塗装の効果・目的
外壁塗装の本来の目的って何でしょうか。ただ綺麗に見せるため、個性を出すためと思う人もいるかもしれません。
見た目も大事ですが、より重大な役割を担っているのが外壁塗装です。
外壁塗装によって建物が保護されている
本来外壁塗装は見栄えの美しさだけではなく、その建物を長く在り続けさせるためのものです。
塗料が乾いたものは「塗膜」と呼ばれています。この塗膜が外壁の劣化速度を遅める性能を持っています。
多くの外壁には、木材やセメントが用いられています。これらは水分を含む性質があるため塗装というコーティング(保護)をしないと、腐ったり膨張・伸縮をしてしまい傷やひび割れが発生します。
この現象を防ぐためにも塗装は必要不可欠な存在なんです。
自分の住まいは大丈夫?外壁の劣化状況の確認方法
塗料の耐用年数が大体10年ってことから最初の塗り替えタイミングは築10年です。その後は7〜10年ごとに塗り替えると良質な家を保ち続けることができます。
7年目あたりから以下の点をチェックして劣化状況を把握しましょう。
・塗装の艶が無くなっている
・色あせ、変色している
・藻、苔が現れる
・ひび割れ
・塗装が剥がれる
どの状況も塗料の水分が失われてしまい発生してしまうことです。1箇所でもなっているとそこから浸食したり、違う箇所でも劣化が進んでることになります。
セルフチェックで劣化状況を確認できたら塗り替えを検討してください。
外壁塗装が不要なケースと必要なケース
全ての家が外壁塗装をしなければいけないというわけではありません。
塗装が不要なケース
・外壁がタイルやレンガの家
・サイディング外壁に張り替えて8年以内の家
タイルやレンガは、塗装する必要がなく耐用年数もタイルは30年、レンガは50年と塗装するより遥かに長いです。
タイルやレンガにオシャレや気分転換として塗装をする家もありますがオススメはしません。塗装をした場合、塗料の耐用年数にもよりますが10〜15年で塗り直しをしなくてはいけません。
また、目地は劣化するため簡易な補修が必要になります。
サイディング外壁は塗装が不必要でも、目地に使っているシーリングは8〜10年で劣化するため補修が必要になってきます。ここは注意点ですね。
塗装が必要なケース
レンガやタイルの外壁ではなく、サイディング外壁でありながら8年が経過した場合は塗装の必要性が出てきます。
また、外壁の劣化状況がみられた場合も早めの塗り替えを検討した方が良いです。
塗り替えの際に塗料の耐用年数がなるべく長いものを選ぶと塗り替える間隔を広げることができます。
外壁塗装が必要な家で実施しないとどうなるの?
外壁塗装の塗り替えは10年を目安とされています。塗り替えせず放置し続けると暮らしに不具合が起きたり、周りの目を気にすることになります。
・雨漏りが起きる
経年劣化の末に追い討ちをかけるように雨風によって外壁にヒビや塗装の剥がれにより水が浸入してきます。
・すきま風の発生
外壁の一部が破損してしまいすきま風が発生するケースは少ないですが、台風や豪雨によって破損することもあります。すきま風が通る通路を利用して害虫が入ってくる危険性も高まります。
・見栄えが悪くなる
メンテナンスをしていないと外壁に色あせや塗装が剥がれてしまい、住み始めた頃や塗装当時に比べて色彩が衰えてしまいます。見栄えが暗いイメージになるため周りから見ると近寄りがたい印象になってしまいます。
・補修雨費用が高くなる
基本的に外壁は一部補修ではなく、全体補修を主としている。理由としては、一部が劣化しているのなら全体的に劣化が進んでいること、塗料が変わるため見た目に違いが生まれてしまうからです。放置しすぎて劣化が激しいと通常の費用の2、3倍に上がることもあります。
・土台や基礎部分が劣化する
家を支えている基盤まで影響を与えてしまいます。そうすると台風や地震によって家が倒れる可能性が高まります。
これらを避けるためにもメンテナンスを怠ってはいけないですね。
まとめ
外壁塗装の必要性を簡易的にまとめると
・塗膜が外壁の劣化を遅らせてくれている
・外壁塗装は家を在り続けさせるために必要なこと
・劣化したまま放置し続けると破損が進んだり修繕費用が上がる
・タイルやレンガの外壁だと塗装はいらない
快適に長く住み続けるためにもセルフチェックから始めて塗り替えの時期を検討していきましょう。
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