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外壁塗装って何年もつの?長持ちさせるために気をつけるべきポイントとは
2021年04月23日(金)
目次
建物の外壁は雨や風、日差しなどの天候、地震などの自然災害により日々刻々と劣化が進んでいきます。メンテナンスを怠ってしまうと雨漏りのような深刻な問題に発展する可能性もあります。
そのような状況に陥るのを防ぐために有効な手段が「外壁塗装」です。では、この外壁塗装っていったい何年もつのでしょうか。ここでは、外壁塗装の耐久性や長持ちさせるために気を付けること、年数が経過するごとに発生する劣化などについて解説します。
外壁塗装の耐用年数を超えると起きる劣化症状
外壁塗装では、使用する塗料ごとに「耐用年数」というものがあります。耐用年数は建物の塗装を検討するうえで非常に重要なポイントになっています。そのため、ここで耐用年数について事前知識を身に着けておきましょう。
外壁塗装の耐用年数とは?
耐用年数は「どれくらいの年月使用し続けることができるか?」という想定年数を表したものになります。主に住宅に影響する耐用年数は2種類あります。
1つ目は外壁塗装に使用する塗料の耐用年数です。
こちらは塗料メーカーが塗装後、何年間耐久性を保つことができるかを「促進耐候性試験機」という擬似的に太陽や雨などの環境を作り出す試験機を利用して算出したものとなります。
2つ目は建物そのものの耐用年数です。
こちらは国税庁が発表している、使用する建築材によって決まる建物寿命です。建物の耐用年数が経過してしまうと外壁そのものに劣化が発生しやすくなります。
もし、建物のメンテナンスを怠ってしまうと建物は耐用年数が経過しない段階で劣化が堅調に現れてしまうといったことがあります。
耐用年数を超えると起こる主な劣化症状
外壁塗装実施後の年数が経過していくにつれてどのような劣化症状が発生するのでしょうか。ここで、経過年数による症状の一例をご紹介します。
・築年数1~2年
紫外線や風の影響で外壁のツヤがなくなる。
・築年数5~6年
外壁塗装の効力が落ちることで、外壁に触れたとき白い粉がつく現象(チョーキング)が現れる。
・築年数6~7年
外壁塗装の効力が落ちることで、コケ・カビ・藻の繁殖など汚れが目立つようになる。
・築年数8~9年
外壁塗装の効力が落ちることで、外壁やシーリングのひび割れ見られるようになる。
・築年数10年前後
外壁塗装の機能が失われ、剥がれ・爆裂などが発生する。
劣化を放置し続けると雨漏りの原因にもなりますので注意が必要です。
【種類別】外壁塗装の耐用年数及び特徴について
外壁塗装の耐用年数は一般的に10年と言われています。しかし、外壁塗装に使用される塗料の種類ごとに耐用年数は前後します。「外壁塗装って何年くらいもつの?」という疑問に応えるべくここでは、代表的な4つの塗料における耐用年数を記載しました。
1.ウレタン塗料
・耐用年数 6~10年
・少し前まで一番人気を誇っていた塗料
・コスパが高く、耐久性や施工性においてもバランスがとれている
2.シリコン塗料
・耐用年数 8~15年
・現在一番選ばれている塗料
・汚れ・色落ちに強い他、防カビ性・防藻性にも優れている
3.ラジカル塗料
・耐用年数 8~15年
・2012年に開発された新塗料
・コストが低く、耐久性が高い
4.フッ素塗料
・耐用年数 15~20年
・トップクラスの耐久性を兼ね備えているがコストが高い
・光沢感があり、汚れにも強くビルなどで使用されている
このように使用する塗料によって、耐用年数は大きく変わってきます。しかし、耐用年数が長い塗料はコストが高くなる傾向にあるので、予算や外壁塗装を実施するスパンなどを考慮し塗料を選択するのがよいでしょう。
外壁塗装の寿命を長くさせるために気をつけるべきポイント
外壁塗装にはかかる費用や施工期間を考えると、少しでも長持ちさせたいと感じるのではないでしょうか。塗料ごと耐用年数をさらに伸ばすことは難しいですが、外壁塗装を長持ちさせるためのポイントをご紹介します。
耐用年数の長い塗料を選択
前述でも記載した通り、塗料それぞれに耐用年数が設定されており、どの塗料を選択するかでメンテナンスの頻度が異なります。そのため、再び塗装するまでのスパンを長くしたいと考えるのであれば、耐用年数が長い塗料を選択することが効果的です。
また、塗装会社ではあなたのニーズにあった塗料を提案してくれるため、相談してみるのもよいでしょう。
塗装業者を選択時は信頼できる業者を
塗装会社へ塗装を依頼する際にはやはり業者選びが大切です。外壁塗装に関するトラブルも増えているようですから、施工中も次のような問題点がないかチェックするとよいでしょう。
・メーカーの規定よりも塗料を薄めて塗装を実施
・3回塗りが基本とされているのにもかかわらず、2回塗りで外壁塗装を実施された
・本来必要な乾燥時間を待たずに塗装がほどこされた
水戸市の宇都木塗装は「安心保証」をお約束
水戸市の宇都木塗装は、塗装工事前の保証の詳しいご説明と、塗装工事後に保証書を発行致します。保証期間内であれば、保証内容に合わせた修繕塗装をお約束します。
また、「JIOリフォームかし保険」にも加盟しています。これは、工事の仕上がりを建築士の資格をもった検査員がチェックし、合格したリフォーム業者のみ加入できる保健です。施工後の不具合に対しての確かな保証が得られます。
まとめ
雨風から建物を守ってくれる外壁塗装ですが、使用する塗料によって耐用年数が変わってきます。また、たとえ高性能の塗料を使用したとしても、誤った塗装方法や手抜き塗装がほどこされてしまうと外壁塗装の耐久性は大きく下がります。
つまり、外壁塗装が何年もつかは、どのような塗料を選択するか、どんな塗装業者を利用するかが重要なポイントなのです。また、塗装後のアフターフォローや点検などが充実している業者だとより安心ですよ。
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