「家の外壁が色褪せてきたから外壁を塗装しよう！」とお考えの人も少なくないのではないでしょうか。日々紫外線や風雨にさらされている外壁のメンテナンスとして、一般的に約10年ごとに塗装することが奨励されています。

しかし、じっさいには塗装ができない外壁というものがあるんです！これまでの外壁メンテナンスの頻度や外壁材自体の状態、そして、外壁工事の施工方法などによって、塗装できない、あるいは避けたほうがよい場合があります。今回は、塗装ができない外壁や、その場合のメンテナンス方法をご紹介したいと思います。

塗装ができない外壁の特徴とは？

外壁塗装を行うさいには、それぞれの外壁の状態に適した方法で施工することが重要になってきます。次のような場合には、外壁に塗装することが難しいといわれています。

築年数が長く塗装をしたことがない外壁

築年数が長く、今まで一度も塗り替えを行ったことがない外壁は、下地材の状態が悪い可能性があります。塗装工事をする前に、外壁内部の構造や防水シートなどの点検をしっかり行う必要があります。

外壁材に著しい破損がある場合

外壁に構造クラック（大きな亀裂）などが見受けられる場合では、塗装だけでは対処がしきれないことが多いでしょう。雨漏りなどの原因にもあるので、外壁材の補修を行った上で塗装する必要があります。

サイディングボードが直接貼られている外壁

1990年代に建てられた住宅の多くは、直貼りサイディングといわれています。この工法では、外壁と下地材の間に通気層がないため湿気をためやすいことが特徴です。湿気は、塗装における不具合の原因ともなるほか、すでにサイディング内部が傷んでいることも多いです。

塗装ができない外壁の場合はどうすれば良いの？

築年数が長かったり外壁が著しく破損している、あるいはサイディングボードが直貼りされていて外壁塗装ができない場合でも、家の周りを綺麗にする方法があります。それは「カバー工法」と「張り替え」です。

「カバー工法」とは古い外壁の上に新しい外壁を貼る工事方法のことです。張り替えと塗装の中間に位置する工事方法で、塗装だけでは対応できない場合に適した工法といえます。

カバー工法の最大のメリットは、工事費用と工事期間を抑えることができるという点です。新しい外壁材に張り替える場合には、古い外壁を剥がす手間と費用がかかります。また、廃材を処分するにも費用がかかるので、張り替え工事に比べると早く安く工事を行うことができます。

いっぽう「張り替え」は、外壁素材の状態が悪く、外壁内部にも雨漏りなどの可能性がある場合に、今ある外壁を剥がし新しい外壁材を貼り直していく工事のことです。比較的工期が長く、費用も高額になることを覚えておきましょう。

カバー工法と張り替えどちらがよいの？

カバー工法や張り替えによって塗装ができない外壁に対応できますが、気をつけておきたいポイントがあります。

まず、「カバー工法」は、住宅の見た目を綺麗にすることができますが、実際には古くなった外壁はその下に残っています。古い外壁がそのまま残るのが嫌だという方は注意しておきましょう。また、2006年以前の外壁材には有害なアスベストなどを含んでいる危険性もあるといわれています。

「張り替え」の場合は、外壁の解体・撤去や新設等がセットの大規模な工事になるので、その他の工事に比べて費用が高くなります。しかし、外壁内部の状態が確認できることや、建物の基礎部分の補修なども合わせて行うので、長く住むためのメンテナンスとして安心できる工法です。

カバー工法がよいのか張り替えが必要なのか、素人が判断することは簡単ではありません。外壁の劣化症状などの点検を、まずはプロの業者に依頼することをおすすめします。

外壁塗装についてのお悩みは宇都木塗装まで

宇都木塗装は茨城県の水戸市を中心に、笠間市や茨城町など地域に密着したサービスを提供しています。

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塗装技能士とは、厚生労働省によっ て認定される国家資格です。水戸市の宇都木塗装の外壁塗装は、高度な技術と専門的な知識が豊富な一級塗装技能士が施工を行っています。

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外壁や屋根の雨漏り、ひび割れ、色褪せ、塗装の剥がれなどがないか点検するの住宅診断は、マイホームに長期間住みたいと思うのであればとても大切なことです。なかなか素人では分からない住宅の不具合や欠損箇所を定期的に点検することをおすすめします。

水戸市の宇都木塗装では、外壁や屋根の無料診断を行っています。お電話やメールでも受け付けておりますので、いちどご相談ください。

まとめ

住宅の状態によって外壁塗装ができない場合がありました。築年数が長い家や、破損が著しい外壁、サイティングボードが直接貼られている場合などは注意が必要です。しかし、そのような場合でも「カバー工法」や「張り替え」を行うことでメンテナンスは可能になります。

「カバー工法」では、費用が安く工事期間も短く済みますが、内部に古い外壁が残りますので気になる方は注意が必要です。いっぽう、「張り替え」は、費用が高く工事期間も長くなりますが、外壁の解体や撤去を全て行うことができます。カバー工法をするべきか、あるいは張り替えをするべきかの判断は難しいですから、専門業者である宇都木塗装にぜひお問い合わせください。