- ホーム
- 水戸南店diary
水戸南店diary
外壁塗装の作業工程とは?安心して任せるためにも基礎知識を知ろう!
2021年01月29日(金)
目次
家を買う、家を建てるということは大きなお買い物ですよね。
家は、生きる上で雨風を防ぐ場所であり憩いの場所でもあります。形のあるものには全て経年劣化が生じます。家もそうです。
外壁は特に経年劣化が早く、手入れをしてあげないと雨漏りやヒビ割れといった原因になります。
いざ業者に外壁塗装を依頼しようと思うと何も知らないと手を抜かれることもあります。大切な家を守るためにも基本を抑えておきましょう。
工程と工期の関係性
外壁塗装は、時期や天候に左右されやすい工事です。そのため、丁寧かつ迅速に進めていく必要があります。
工期は長めに見ておくといいですが、作業工程は打ち合わせ通りに進めることができます。作業内容を業者に丸投げするのではなく、自身も把握することで不安なく依頼することができます。
工期が短いと工程を省いている恐れあり
外壁塗装にとって工程を省くことは、事故や仕上げのトラブルに繋がりかねます。工事を依頼する前に、必ずトラブル防止のため確認をする必要があります。
・打ち合わせ内容の相違がないか
・見積もり内容が怪しくないか
・業者と職人がしっかりコミュニケーションが取れているか
この3点をしっかり確認してください。
特に高圧洗浄をするのか、塗装工程は適正か確認をしてください。稀に「乾き次第中塗りをするので工期が早いです」など言う業者があります。これは危険ですので依頼しないようにしましょう。
工事中でも現場を見る必要性
工事は打ち合わせ通りにいかないのが現実です。工事中にトラブルが発見することも多々あります。現場の人間は、長年の経験からある程度はその場で解決できますが、場合によってはお施主様に確認を取らないといけない時があります。
ここで、お施主様に確認を取ればいいのですが勝手に進めてしまい後から金額を上乗せをすることもあります。
・補修箇所の追加
・塗料の変更
・予定通りに作業が進まなく延長費用請求
上記の点がトラブルの元になります。
現場に出向くことで「ちゃんと見ている」という圧をかけることができて不正防止になります。
また、現場を見ることで職人さんの働きぶりに感心して、完成するのがますます楽しみになるかもしれません。
外壁塗装の全体スケジュール
天候やトラブル、傷み具合などで工期にズレは生じますが工程は変わりません。スムーズに工事ができるように作業工程はどうなっているのでしょう。
1〜3日目
・近隣挨拶
工事前は必ず近隣への工事挨拶を行います。外壁塗装は騒音や塗料の飛び散り、独特の匂いなどで迷惑をかけてしまいます。そのため、工事中のクレームを防ぐためにもしっかり挨拶をします。この時、いつからいつまで工事なのかを伝えておくとご近隣も安心します。
・足場の設置
外壁塗装における足場を組むのは、重要な役割を果たしています。職人さんが荷物を運び上げたり作業をする場所でもありますが、近隣に塗料が飛び散らないように養生やメッシュシートを取り付けるためのものでもあります。
・塗装前の高圧洗浄
外壁の埃や汚れを取り除く作業になります。古い汚れがあるままだと塗り替えても1〜2年で剥げてしまうため、高圧洗浄の工程は仕上がりを綺麗にするための大事な過程です。高圧洗浄が当てれない部分は職人酸の手作業で汚れを落としていきます。洗浄中に職人さんは傷み具合なども観察しています。
4〜8日目
・下地補修
仕上がりを綺麗にするためのベース作業です。下地補修を手抜きしてしまうと、10年は持つ塗料を選んでいてもわずか7年で剥れてしまうこともあります。代表的な下地補修内容として「ひび割れ(クラック)、塗膜の剥離、コーキング、金属部分のサビ、コンクリート・モルタルの補修」があります。
・塗装
いよいよ塗装です。大体の塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」という三工程に分かれています。まず下地強化剤で下塗りをします。外壁の材質に合わせたものを使い、中塗りや上塗りがしっかり壁に塗れるように仕上げていきます。下塗りが乾いたら中塗りをします。中塗りが乾いたら上塗りです。中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
9〜10日目
・点検・手直し
全ての作業が終了後、現場監督や職人が塗り残しやムラがないかなどの仕上げの点検をします。一通り確認が終わるとお施主様と一緒に再度確認をしていきます。ここで、お施主様より指摘があれば必要に応じて手直しをします。
・片付け
工事が完了したら産廃廃棄物の回収から足場や養生の解体:撤去をしていきます。業者の荷物が片付いたら工事場所周りを清掃してお施主様に最終確認をしてもらいます。お施主様がご満悦であれば全ての工事が無事終了になります。
まとめ
基礎知識があるだけで、工事におけるトラブルを未然に防ぐことができます。大切な家を安心して任せるためにも依頼をする段階から相違が生まれないように気をつけてください。
人気記事
外壁に穴が!補修はDIYでもできる?対処方法と注意点を解説...
休日に我が家を眺めていると、外壁に穴があいているところを発見...
屋上の防水工事はDIYできる?防水工事の方法と注意点...
屋上の防水工事と聞くとプロに任せた方がいいのではと思う方もい...
スレート屋根の構造はどうなっているの?特徴やメリットを解説...
あなたが今住んでいる家の屋根の種類をご存知ですか?もしスレー...