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外装目地の役割とその補修方法をご紹介
2021年02月09日(火)
外装材と外装材のつなぎ目、コーキング目地にヒビ割れやハガレなどの劣化が起きている時はどう対応したらいいのでしょうか。
外装材と外装材の目地には、コーキングやシーリングと呼ばれるゴム製の目地材が充填されています。このコーキングが劣化した時、そのままにしておくと建物にどのような影響があるのか知りたい、修理は業者に頼んだ方がいいのか、それとも自分で補修することはできるのか、ここではそう言った疑問、質問にお応えします。
外装目地のコーキングにはどんな役目がある?
外装の目地は、外装パネルを貼り付けた時にできる隙間のことです。外装パネルは、セメントを主原料としているものが多いため、張り合わせた時に隙間がないと、衝撃や歪みによってパネルが破損することがあります。そのため、隙間があけ、そこにコーキングを施すことで、パネルの破損を防いでいます。
他にもコーキングすることで建物の気密性を上げたり、雨や湿気から建物への被害を防いだりする役割があります。コーキングがヒビ割れやハガレを起こしていてもそのままにしておくと、外装パネルにヒビや欠けが生じたり、劣化した目地から湿気が建物内に侵入して、雨漏りやカビの発生原因になってしまいます。
コーキングの劣化には次のような症状があります。
①ヒビ割れ・破断
日々照らされる紫外線などの影響でコーキングの柔軟性がなくなってくると、ヒビが入ってきます。ヒビ割れ程度であれば、すぐに補修が必要というわけではないですが、ヒビ割れが進み、コーキングの真ん中に亀裂入っていれば、破断と呼ばれる状態で、放っておくと浸水が発生させ、雨漏りや建物内部の腐食に繋がってしまいます。
②肉やせ・ハガレ
コーキングの劣化が進むと、コーキングが縮まりパネルとの間に隙間が出てきます。さらに放置すると、コーキングが剥がれてしまうこともあります。この状態になると雨などの湿気だけでなく、シロアリなどの侵入を許してしまうことにもなり、甚大なトラブルの原因になってしまいます。
目地の補修って自分でできる?
建物を守るために重要なコーキングですが、毎日紫外線に晒されて、外気温のなどによって劣化が進み、その耐用年数は約10年と言われています。目地の補修を業者に頼むと2階建ての住宅であれば足場の設置費も入れて25万円〜50万円ぐらいかかります。
そこでDIYでコーキング補修にすることはできないか考える人もいるかと思います。資材となるコーキング材は、ホームセンターなどで手に入ることができ、作業手順はネットなどで簡単に調べることもできます。
しかし簡易な自分でコーキング補修を行うことはお勧めしません。その理由をいくつか説明します。
①高所作業に伴う危険
コーキングの補修には、高所での作業があります。自分でするとなると、壁に梯子を立てかけての作業となりますので、万一バランスを崩して転落してしまうかも知れないという危険を伴います。
②施工不良への不安
コーキング補修の工程には古いコーキングを綺麗に剥がせるか、新しいコーキングのための接着剤(プライマー)やコーキング材を綺麗に貼ることができるのかという技術が必要な部分があります。しかも作業は高所で不安定な状況で行わなければなりません。これらのことから、古いコーキングが残ったまま新しいコーキングを打ったり、不安定な足場で雑なコーキングを施工したりしてしまうと、結局雨水やシロアリの侵入を許す恐れが出てきてしまい、せっかく時間をかけて補修をしても無駄になってしまうことがあります。
目地のコーキング補修はプロに頼む方がいい
DIYによるコーキング作業にはデメリットがあることを理解していただいたと思います。では、やはり業者へ頼む方が良いのでしょうか。
代表的なコーキング作業には打ち替えや打ち増しなどの工法があります。打ち替えは古いコーキングを綺麗に剥がして新しいコーキングを打つ方法で、打ち増しは古いコーキングの上から新しいコーキングを打ちつける方法です。他にもブリッジ工法やカバー工法などの方法がありますが、自分で補修を行う場合はどの工法で行うことが適切か自分で判断する必要があります。しかし、プロに依頼するのであれば、あなたの住宅にとってどの方法が適しているのか適切に判断してくれます。
また、足場などの設置により費用も嵩みますが、DIYで行う労力や危険を回避することができます。もちろん適切なプロに依頼することで、丁寧な施工で、耐久性も期待することができます。
さらに目地に補修が必要なほどのダメージがある場合は、外壁塗装も同じようにダメージを受けている場合が多くありますので、プロに一度外壁の状態も見てもらう方がいいでしょう。
水戸市周辺地域密着型の宇都木塗装の魅力
宇都木塗装は水戸市や笠間市、茨木町を中心に外壁・屋根の塗装工事を行っています。代表自ら営業や施工を行い、お客様と直接コミュニケーションを取りながら「工事工程表」を作成します。施工中も毎日の作業内容を「交換日記」で報告するなど、宇都木塗装は水戸市や笠間市のお客様や地域に密着していることが伺われます。
工事が終わった後もアフターサービスが充実しているので、住まいの定期的・長期的なメンテナンスを安心してお願いできます。外壁は7年~10年、屋根は6年~8年が塗り替えのタイミングといわれていますので、水戸市や笠間市にお住まいのかたは、宇都木塗装の外壁・屋根の無料診断をお願いしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は外装の目地の補修について解説してきました。一見、自分で材料を揃えて簡単にできそうな目地の補修ですが、作業中に思わぬケガしたり、思うような施工ができずに耐久性の問題から余分に費用がかかってしまう恐れもあります。
また、目地が劣化している場合は、外壁塗装が劣化していることもありますので、目地の補修を考える時は、外壁塗装についても一緒に考えていきましょう。
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