- ホーム
- 水戸南店diary
水戸南店diary
屋上の防水工事はDIYできる?防水工事の方法と注意点
2021年02月14日(日)
屋上の防水工事と聞くとプロに任せた方がいいのではと思う方もいると思いますが、陸屋根(おかやね)と呼ばれる平坦な屋上であれば、DIYでも防水対策をすることができるんです。
建物の屋上は、日々紫外線や雨風にさらされており、傷みやすい箇所のひとつです。メンテナンスを怠っていると、雨漏りなど建物に深刻なダメージを与える可能性がありますので、屋上の防水工事は10年に1度はした方がいいといわれています。
そこで今回はDIYでできる屋上の防水工事の方法や注意点を解説していきます。
DIYで屋上防水工事をするならウレタン防水がオススメ
屋上防水工事にはいつくかの工法とそれに適した塗料を使います。屋上の防水工事には次のような工法があります。
・ウレタン防水
・シート防水
・アスファルト防水
・FRP防水
いずれも高い技術が要求される工法ですが、DIYで行うのであればウレタン防水がオススメです。ウレタン防水は、ウレタンでできた塗料を塗装のように塗り重ねて防水層を作るので、他の工法に比べて難易度が低く、手軽にできるでしょう。
ウレタン防水をDIYする場合、まず初めに使用する塗料を選択します。ウレタン塗料には1液性と2液性があります。1液性は、2液性より少し値がはりますが、そのまま塗り始めることができます。2液性の塗料は、1液性に比べ安い場合がありますが、別途硬化剤を購入して混ぜる合わせる必要があるので、手軽さから判断すれば、少し高くても1液性のものを選ぶ方がいいでしょう。
また、ウレタン塗料の売り場に行くと、製品それぞれに塗布量が明記されています。実際に塗布する面積に応じた量を購入するようにしましょう。ウレタン塗料は保存が効かないため、余ればそのまま廃棄しなくてはなりませんので注意してくださいね。
ウレタン塗料を購入する時は合わせてプライマー塗料(接着剤)とトップコートも購入しましょう。別々で購入することも可能ですが、セットで販売されているものもありますのでおすすめです。
屋上防水工事のDIY【その手順】
必要な塗料が揃ったら、いよいよ工事開始です。工事中は、塗料などを完全に乾燥させながら工程を進めていく必要があるので、工事は、天気の良い日が続く時期におこなうようにしてください。
工事の手順はつぎの通りです。
1.洗浄
工事箇所の洗浄を行います。高圧洗浄機を使って、汚れを落とします。
2.プライマー塗料を塗布する
ハケやローラーを使用して下地となるプライマー塗料を塗布します。プライマー塗料を塗布することで、ウレタン塗料がしっかりと工面にくっつくことができます。プライマー塗料を塗り終わったら乾燥をさせます。
3.ウレタン塗料を塗布する
ウレタン塗料を塗布して、防水層を作ります。塗布する時に塗りムラなどがあると、劣化の原因になるので、慎重に塗布していきましょう。塗布は1回だけでなく3回ほど重ね塗りをします。重ね塗りをすることで、防水層の耐久性を上げることができます。また、重ねて塗る時は必ず1回ごとに乾燥させてから塗るようにしてくださいね。
4.トップコートを塗布する
最後にトップコートを塗ります。トップコートを塗ることで、ウレタンで作られた防水層を紫外線などから守る役目があります。ウレタン防水の耐用年数は10年程と言われていわすが、トップコートを定期的に塗り直すことで、耐久性を上げることができます。
屋上防水工事をDIYする時の注意点
屋上防水工事を行う際にはいくつかの注意点があります。
・塗装面の汚れを取り除く
汚れが残ったままだと、塗りムラの原因になったり、後でヒビ割れや亀裂が入る原因になりますので、汚れを取り除かなくてはなりません。但しブラシなどを使うと、表面に傷をつけてしまう恐れがあるので、高圧洗浄機の使用をオススメします。
・厚く均一に塗る
厚く重ね塗りをすることで、耐久性を上げることができますが、ただ分厚く塗るのではなく、均一に塗る必要があります。この作業には高い技術が必要ですが、ただ塗り重ねただけだと、後でヒビ割れや亀裂が入ることも考えられます。
・表面に破損や劣化があるとDIYでは難しい
塗布する表面に傷やハガレなどの劣化がある場合は、先にその部分の補修をしなくてはなりません。補修作業に技術が要求されます。そのため、表面に破損や劣化がある場合は、DIYで防水工事を行うことを控えた方がいいかもしれません。
屋上防水工事は一見簡単そうに見えて、素人でもDIYできるのではないかと思いますが、工事面の状態や塗装作業でも技術的な問題からやはりプロに任せた方がいい場合もあります。
プロに任せた時のメリット
ではプロに任せた場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
①技術面での違い
素人との最も大きな違いです。やはりプロに任せれば、熟練の技術でミスなく作業を行なってくれますし、屋上の表面の状況に応じて、耐久性の高い工事をしてくれます。
②最適な工法で施工できる
今回の解説ではウレタン防水について説明しましたが、プロに任せれば、シート防水やFRP防水など、ご自宅の屋上に合わせた最適な工法で施工をすることができ、ウレタン工法に比べ、防水能力が長持ちする場合もあります。
手先の器用な方でしたらDIYでの屋上防水工事にチャレンジしてもいいと思いますが、少しでも不安があるのであれば一度プロに見積もりを依頼してみるのもいいかもしれません。
まとめ
ここではDIYでもできると言われる屋上防水工事のウレタン防水について解説しました。
DIYで屋上防水工事を行えば、安く防水工事をすることができますが、作業時間以外にも材料や道具を買い揃えるための時間、また万一塗り損なってしまい、破損や劣化を引き起こした場合の補修費用など、思わぬ労力や出費がかかってくる可能性があります。DIYが好きで、もし工事に失敗して余分な時間や費用がかかっても納得できると言う方は自分で工事をすることも問題はないと思いますが、少しでも不安があれば、信頼できる業者に任せるべきでしょう。
*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。. .。.:*・゚゚・**・゚゚・*::*・゚゚・*:.
宇都木塗装は外壁塗装・屋根塗装の塗装と修繕の専門会社です。
是非お気軽にご相談ください。
会社概要はこちら↓
https://protimes-mitominami.com/company/
宇都木塗装の名工職人が壁のトラブルを解決します。
スタッフ紹介はこちら↓
https://protimes-mitominami.com/staff/
*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。. .。.:*・゚゚・**・゚゚・*::*・゚゚・*:.
人気記事
外壁に穴が!補修はDIYでもできる?対処方法と注意点を解説...
休日に我が家を眺めていると、外壁に穴があいているところを発見...
屋上の防水工事はDIYできる?防水工事の方法と注意点...
屋上の防水工事と聞くとプロに任せた方がいいのではと思う方もい...
スレート屋根の構造はどうなっているの?特徴やメリットを解説...
あなたが今住んでいる家の屋根の種類をご存知ですか?もしスレー...