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屋根塗装には無機塗料がオススメ!メリットとデメリットを解説
2021年02月22日(月)
一言で屋根塗装と言っても、たくさんの種類の塗料があります。今回は塗料の中から、屋根の塗装にオススメの無機塗料について解説していきます。
そろそろ屋根の塗り替えが必要かなと考えておられたり、新築の家を建てるにあたって、塗装を少しでも長くきれいな状態に保ちたいと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
屋根用無機塗料ってどんな塗料?
通常、屋根などの塗装に使用される塗料は有機塗料と呼ばれ、樹脂などの炭素が含まれる化合物です。いっぽう無機塗料とは、陶器、金属、ガラスなど半永久的な耐性を持った無機質を主成分として作られた塗料です。
しかし無機塗料は、全てが無機質から作られているわけではありません。なぜなら、無機質だけでは、塗料に必要な粘着性を出すことができないからです。そこで、無機塗料と呼ばれる塗料にも樹脂などの有機物が含まれています。また、無機塗料のことを無機有機ハイブリッド塗料と呼ぶこともあります。
では無機塗料がどれくらい入っていれば無機塗料と呼ばれるのかというと、実は正確には決まっていません。つまり、有機物がかなりの割合で入っている塗料でも無機塗料に分類されている場合もあるのです。このような塗料では、無機塗料として期待できるメリットを十分に得ることは難しいので注意が必要です。
屋根塗装に無機塗料を使うメリット
では屋根塗装の塗料に無機塗料を使うメリットは何なんでしょうか?これは、まず無機塗料の特徴を説明するとわかりやすいかもしれません。
無機塗料の特徴は、耐候性の高さにあります。耐候性が高いということは、気温変化や紫外線の影響を受けにくいことを指します。無機塗料は、成分であるセラミックやガラスなどの性質を持つため耐候性が高くなります。
そのため、1つ目のメリットとして、日々雨風や紫外線に晒されている屋根の塗装に使用すると劣化しにくいことが挙げられます。なんと、耐用年数は20年以上になるといわれています。屋根塗装には無機塗料がオススメです。
また、2つ目のメリットは燃えにくく、火事になりにくいということです。無機塗料は、燃えにくい鉱物が主成分だからです。しかし先ほども触れたように、有機物も多少含まれているため、全く燃えないわけではないということは覚えておいてくださいね。
3つ目のメリットとしては、無機塗料だとカビや苔が生えにくいことです。有機塗料を塗装すると、塗料に含まれる有機成分をカビや苔がエサにして繁殖することがあります。いっぽう無機塗料では、有機成分が少ないため、カビや苔が生えにくいといわれています。
屋根塗装に無機塗料を使うデメリット
いいことばかりのように見える無機塗料ですが、屋根塗装に使用する時に生じるデメリットには何があるのでしょうか?
1つ目のデメリットは、無機塗料の価格が有機塗料など他の塗料に比べて高い傾向にあることです。これはデメリットになりますが、価格が高い分耐用年数も長くなることも覚えておくとよいでしょう。有機塗料の耐用年数は8〜10年といわれています。有機塗料に比べ、塗り替え回数が減少するため、トータルのコストとしてはあまり変わらないかもしれません。
2つ目のpデメリットは、職人さんの技術によって効果が異なることです。無機塗料は、一定の厚みで塗装する必要があります。しかし、無機塗料は伸縮性が少ないため、均一に塗装するには熟練の技を要します。無機塗料を施工する職人さんの腕次第で、耐候性など塗料の効果が変わってくることがあります。
3つ目のデメリットとしては、ツヤが消しにくいことが挙げられます。人の好みにも関わりますが、ツヤ消しの効いた塗装を好む場合は適しているとはあまり言えません。また、無機塗料を選んでも、ツヤを消すための添加剤が含まれている場合、耐候性が落ちてしまうこともあるようです。無機塗料のメリットを十分得られないことになりかねないので、気をつけてください。
高い技術と高品質塗料で安心の宇都木塗装
水戸市の宇都木塗装では、主に外壁や屋根の塗装、屋根カバーの工事、そして防水工事の施工を得意としています。宇都木塗装の塗装は、国家資格をもつ一級塗装技能士による施工なのでとても安心ですよ。
また塗料メーカーである「アステックペイント」と提携しており、耐候性や防水性の高い塗料を住まいの環境や劣化状況に応じて選択することを可能にしています。塗料には防カビや汚れにくさ、抗菌性、防水性などの機能がありますが、近年では断熱性や遮熱性の高さが特徴のものも注目されています。外壁や屋根、ベランダなど、特に劣化しやすい箇所は定期的なメンテナンスが必要です。水戸市の宇都木塗装では外壁や屋根の無料診断も行っていますので、一度ご相談くださいね。
まとめ
屋根塗装にオススメの無機塗料はこれまでの有機塗料に比べ、優れた耐候性を持ち、燃えにくく、カビや苔ががえにくいというメリットがあります。その耐久性の高さから塗り替えのサイクルも比較的長くなるため、メンテナンスにかかるトータルコストも抑えることが期待できます。
しかしデメリットもありました。同じように無機塗料といっていても、有機塗料の割合によって十分な効果が得られるわけではないことを頭に入れておく必要があります。また、職人さんの技術の良し悪しで効果も変わってしまう可能性もあります。
もし、屋根塗装の塗料として無機塗料を検討しているのであれば、職人の技術力も含めて、信頼できる塗装業者に相談するようにしてくださいね。
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