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外壁塗装の質は下地処理で決まる!?起こりうるトラブルと押さえるべき3つのポイント
2021年08月15日(日)
目次
マイホームの塗装をするさいに、使用する塗料やカラーの選び方に悩まれる人が多いようです。いっぽうで、塗装工事にはいくつかの工程がありますが、塗装前の下地の状態を気にする人は少ないのではないでしょうか。じつは、外壁塗装の質を決めるのは下地処理の質なのです。
今回は、外壁塗装でしっかり下地処理がされていないとどんなトラブルが起きてしまうのかご紹介したいと思います。また、下地処理に欠かせない3つのポイントも知っておきましょう。なかには、必要な手順を省いて施工する塗装業者もありますので、工事中は作業の様子を頻繁に見に行くとよいですよ。
外壁塗装で下地処理をしないと起こりうるトラブルの事例
外壁塗装の仕上がりを左右するのが、塗装前の下地処理です。一般的に外壁塗装のタイミングは約10年といわれていますが、しっかり下地処理されていないと耐用年数をむかえる前に再度塗装をするなどのトラブルが生じることがあります。
塗膜の剥離や膨れ
塗装工事をしてから数年以内に塗膜の剥離が生じることがあります。また、基本的に塗装は3回塗りですが、一番最初におこなう下塗り材の乾燥が不十分な場合にも、塗膜の剥離や膨れなどのトラブルが起こります。下地材とうまく密着していないことが原因です。
ひび割れやサビの再発
外壁材にひび割れや大きなクラックがある場合には、下地材の補修をしてから塗装をおこなわなければいけません。また、外壁の塗装は壁だけでなく、木部や鉄部におよぶことがほとんどです。木部は湿気に、鉄部はサビに弱いので、塗装でしっかり防水したい箇所でもあります。放置しておくと、知らない間に建物内部まで侵食してしまいます。
雨漏りなどの漏水
上記のような塗膜の剥離や、下地材のひび割れや木部の腐食・サビが原因で、雨漏りなどの漏水トラブルが起こることもあります。結果的に再度塗装が必要になったり、大掛かりなリフォームをすることになっては費用もかさんでしまいます。塗装工事が終わってからでは下地の状態は確認できませんので、下地処理がしっかりおこなわれているか確認しましょう。
外壁塗装に欠かせない下地処理の3つのポイントとは?
外壁塗装に欠かせない下地処理は、ケレン作業と下地材の洗浄、補修作業の3つが大切なポイントとなります。依頼する塗装業者がしっかりおこなっているか確認するためにも、それぞれの作業内容を知っておきましょう。
ケレン作業
塗装前には必ずケレン作業をおこないます。ケレン作業では、壁に付着している汚れやサビ、古い塗膜を除去します。非常に時間と手間がかかる作業でもありますが、丁寧におこなうことで塗装を長持ちさせることができます。
ケレン作業は、大きく4種類に分けることができます。壁の状態に応じて、サンドペーパーなどでこすって表面の汚れを落とす4種ケレン、手作業や工具では落とせない汚れなら化学薬品を使用する1種ケレンなど使い分けます。
高圧洗浄と脱脂作業
ケレン作業の後におこなうのは、高圧洗浄と脱脂作業です。高圧力の水を使用して、壁に付着した埃や細かい汚れを落とします。また、脱脂作業では、塗料を弾いてしまう油分を、塗料用シンナーなどを使用して除去します。どちらの作業も、しっかりと乾燥させることが重要です。
下地材の補修
最後に、外壁材そのものに生じたひび割れなどの補修をします。髪の毛程度の細いひび割れをヘアークラック、外壁材内部まで影響があるひび割れを構造クラックとよばれています。ヘラークラックは、緊急性は低いですが、下塗り剤を刷り込んでおくと安心です。また、構造クラックの場合には、シーリング材などの穴埋め材が必要です。
外壁塗装は第一級塗装技能士が在籍する宇都木塗装にお任せください
宇都木塗装は、茨城県水戸市や笠間市、茨城町を拠点に外壁塗装・屋根塗装・防水工事をおこなっております。住宅の無料診断も随時受け付けておりますので、お住まいのお悩みをぜひご相談ください。
第一級塗装技能士が施工いたします
弊社では、国家資格である第一級塗装技能士が施工を担当しております。職人の高い技術と丁寧な作業が自慢です。お客様とのコミュニケーションを心掛け、毎日作業内容の報告も欠かしません。施工中のご心配ごとなどいつでもお聞かせください。
工事完了報告書には写真つきの作業内容を明記
工事完了は細かい検査をおこなっております。検査結果とともに、施工箇所の写真を添付した作業内容をまとめた報告書を作成しお渡しします。作業内容の確認や、次回メンテナンス時期のご参考に活用ください。
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まとめ
外壁塗装において、仕上がりの良さや寿命の長さを決めるのは下地処理の質といっても過言ではありません。塗装をした後ではどのような処理がされたか確認できません。施工中に様子を見に行ったり、作業の内容を写真に残してもらうと安心です。
外壁塗装前の下地処理には、古い塗膜や汚れを除去するケレン作業と、細かい汚れや油汚れを除去する高圧洗浄・脱脂作業があります。また、下地となる外壁材そのものの補修も欠かせません。業者任せにするのではなく、依頼する側も下地処理の作業内容を知っておくと、後悔のない外壁リフォームができますよ。
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